最近はよくできたおもしろいスマホゲームが多いですよね。そのため、「スマホゲームをやめたいけど、やめられない」「やめ方を知りたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
スマホゲームをやめてよかったと考える人が多い一方で、なかなかやめられないのが現実です。スマホゲームは、なぜやめられないのでしょうか?
この記事では、スマホゲームをやめられない理由ややめ方を解説。ゲームでひきこもりになった場合の対応策も説明します。最後まで読むとスマホゲームをやめる方法がわかりますので、参考にしてください。
スマホゲームをやめたい!なぜ、やめられないの?
「スマホゲームをやめたい!」と決断しても、2~3時間後にはゲームのことが気になってしまう…。やめられない代表的な理由は、次のとおりです。
- 課金したお金がもったいない
- ゲーム内で仲間意識が芽生えた
- スマホ以外に興味を示せることがない
スマホゲームをやめるためにも、まずは理由を知り、やめられない自分自身に向き合ってみましょう。
課金したお金がもったいない
これまでの課金やプレイ時間で積み上げたステータスを失うことが、もったいないと感じる人も多いようです。
実は、この心理は行動経済学の言葉で「サンクコスト」と呼ばれる状態です。サンクコストとは過去に支払ってしまい、取り戻せない費用を過剰に重視すること。人間の深層心理に根付いた習性により、なかなかスマホゲームをやめられないのです。
ゲーム内で仲間意識が芽生えた
スマホゲームの中には、マルチプレイで楽しむゲームも多いです。マルチプレイの場合、ゲームの中で仲間意識が芽生えます。
たとえばギルドと呼ばれるコミュニティを作り、仲間と協力して他のギルドと対戦した経験をもつ人も多いはず。またはアイテムや武器を交換したり与えたりして、助け合いながら強くなるゲームにやりがいを感じたこともあるでしょう。
スマホ以外に興味を示せることがない
いままでスマホゲーム以外に興味を示したことがないから、他のことに興味を示さない人も多いようです。
ゲーム以外の趣味を持たない傾向は、とくに男性に強いかもしれません。とある民間のリサーチ会社が行った趣味に関する調査を行いました。それによると、20~50代の男性の約4人に1人が「ゲームが趣味」もしくは「趣味がない」かのどちらかであることがわかりました。
なおゲームが趣味と答えた男性の数は、スポーツや読書を抑えて最も多い結果でした。ゲームを辞めてしまうと、無趣味になってしまう男性は多いようです。
習慣になってしまった
スマホゲームは習慣になりやすいように作られているため、ゲームが習慣化する人も多いようです。
たとえば、ログインボーナスや定期的なイベントが習慣になりやすい要因です。「無料でポイントがもらえるから」とログインを続けるうちに、いつの間にかゲームが習慣になることもあります。
スマホゲームをやめてよかった!人生が変わった話
スマホゲームをやめた場合、人生が変わるほどの喜びを感じられる可能性があるようです。ここでは、スマホをやめて人生が変わった話をお伝えします。
ログインボーナスやイベントの呪縛から解放された
毎日ログインしたり、定期開催されるイベントに参加したりする時間から解放されることに喜びを感じる人も多いようです。
人間は時間に縛られるとストレスがたまります。そのためゲームをやめると、「時間のストレスから解放されてよかった!」と実感できるでしょう。
スマホゲーム以外に時間を使えるようになった
スマホゲームをする時間がなくなると、浮いた時間を使っていろいろなことができます。たとえば映画やドラマを見たり、読書をしたりできます。
またゲームを続けていれば課金する予定だったお金で、旅行に出かけるなどして人生を楽しめます。ゲームにお金を使い過ぎたときの罪悪感からも解放されるため、新しい趣味も心から楽しめるでしょう。
健康状態がよくなった
スマホゲームによる眼精疲労や睡眠不足から解放されます。スマホゲームに熱中してしまい、睡眠時間を削っている人も多いのではないでしょうか。
睡眠時間を削ってゲームをプレイした場合、スマホゲームに充てていた時間を睡眠に回せるようになります。昼間に頭がぼーっとしていた状態からすっきりして、健康的な毎日を過ごせるでしょう。
新しいことにチャレンジできるようになった
ゲームに熱中できる人は、他のことにも熱中できる可能性があります。そのため、新しいことにチャレンジするとぐんぐんと成長できるはず。
ゲームに熱中した経験のある人はパソコンスキルを身に付け、IT関連の仕事にチャレンジしてみるのもおすすめです。なぜなら、ゲームと同じようにモニター画面の前でもくもくと指を動かすと、パソコンスキルを身に付けられるから。
たとえばゲームを制作するエンジニアとして、企業で働けるかもしれません。パソコンスキルを身に付けると他にも、WebマーケターやWebライターなどの職種で働ける可能性があります。
スマホ依存から抜け出すには?アプリゲームのやめ方
スマホ依存から抜け出すためには、どうすればよいのでしょうか?ここでは、アプリゲームのやめ方を解説します。
スマホを見えないところに置く
スマホを見るとゲームのことを思い出すため、見えないところに置くとよいでしょう。そのときは同時に、思い切ってゲームアプリを消しておくこともおすすめします。
なるべくスマホゲームを始めるまでに、手間がかかる状態にしておくと、ゲームをやめやすいです。
スマホゲームは依存させる仕組みであることを理解する
スマホゲームは依存させる仕組みであることを理解すると、続けることに対してむなしさを感じられるかもしれません。スマホゲームを続けることのむなしさから、プレイすることが無駄に思えるとゲームをやめるきっかけになります。
スマホゲームの製作会社は、結局はお金を稼ぐために、依存しやすいような仕掛けをゲーム内に取り入れているのです。プレイヤーがゲームに依存すると、どんどん課金がエスカレートしてゲーム会社は儲かります。ゲーム会社の思惑にはまって、ゲームに依存しているともいえるのではないでしょうか。
ゲームを続けるメリットとデメリットを比べる
ゲームをやりたくなったら、次のような言葉を自分に投げかけて、メリットとデメリットを比べてみましょう。
- 「ゲームを続けて何か得るものはあるのか?」
- 「結局は空想の世界で、自己満足に浸っているだけではないのか?」
以上を自問すると、スマホゲームで得られるメリットは自己満足だけで、時間やお金、健康などを犠牲にしていることがわかるでしょう。
しかし中には、ゲームに熱中してひきこもりになった人もいるかもしれません。その場合、自力でゲームをやめられずに苦労している人も多いようです。そこでゲーム依存によるひきこもりから抜け出すために、専門の施設を頼ってみてはいかがでしょうか。
ゲームにはまって「ひきこもり」になってしまったら…
ゲームにはまって「ひきこもり」になったら、就労移行支援事業所を頼るのも1つの手段です。ここでは、どうなったらひきこもりなのか?ひきこもりの支援をする就労移行支援事業とは何か?について解説します。
ひきこもりとは
厚生労働省によると、ひきこもりの定義は次のとおりです。
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
引用:厚生労働省
理由はなんであれ、以上の状態に当てはまる場合はひきこもりに該当します。6か月以上、仕事をせずに家から出ない状態が続いている場合は、就労移行支援事業所にご相談ください。
就労移行支援事業所によるひきこもり支援
就労移行支援事業所では、ひきこもりの解決と就職のサポートを受けられます。仕事を通して、ひきこもりを解消し、社会人として生きるために必要な生活リズムを取り戻します。それぞれの事業所が独自の就労支援サービスを提供。屋外の農作業から、室内で行うパソコンを使った作業までさまざまです。
弊社が運営するケイエスガードは、Web関連のスキルやアプリ開発などのエンジニア向けの職業訓練を準備しています。ひきこもりに対する就労支援を受けたい場合は、ぜひご相談ください。
今がやめどき!スマホゲームから卒業しよう
スマホゲームをやめるのは難しいと感じる人も多いでしょう。しかし、スマホゲームの依存状態から解放されると、人生が明るくなります。
今回はスマホゲームのやめ方を紹介しましたので、参考にしてください。しかしひきこもるほどにゲームに熱中してしまったら、自力で辞めるのは難しいかもしれません。
6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態は、ひきこもりです。ひきこもりから抜け出したい場合は、ケイエスガードにご相談ください。
ケイエスガードでは、ひきこもりサポートを実施中です。ご家族からの相談も無料で受け付けておりますので、お困りの場合はどうぞお問い合わせください。
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