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ADHDの先延ばしグセの放置はリスク!やる気を起こし失敗を回避する方法を解説

ケイエスちゃん
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いつも締め切りギリギリになって焦ってしまう

ケイエスちゃん
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先延ばしのせいで人間関係は失敗ばかり

ADHDの方で先延ばしグセに悩まれる方は少なくありません。

この記事ではADHDの方が先延ばし傾向になる原因や対処法、先延ばしグセを放置するリスクについて解説します。

ADHDの方は、プレッシャーのかかりやすく苦手なことを先延ばししやすい傾向にあります。

放置すると仕事のトラブルや人間関係を損ねてしまうため、対策が必要です。

先延ばしグセによる失敗や不利益を回避するには、周囲の協力を得るのが大切になります。

今すぐできる先延ばしグセの改善方法も解説しますので、参考になれば幸いです。

ケイエスちゃん
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この記事はstand.fmで配信しています。

ぜひお聴きください。

ADHDの方が先延ばし傾向になる原因

先延ばし傾向は、ADHDの特性が大きく影響しています。

先延ばし傾向に影響するADHDの特性や背景について、くわしく解説します。

注意力の持続が困難

不注意の特性により、先延ばし傾向になってしまうケースは多いです。

特に長時間集中しなくてはならない場面や苦手な作業になると、注意力が散漫になりがちです。

また、ADHDの方は周囲の音や視覚的な刺激に気を取られやすい傾向もあります。

刺激の多い場所では注意力がそがれ、集中して取り組みにくくなります。

不注意によりひとつの作業を完了できず、結果として先延ばし傾向になってしまうのです。

計画的に行動できない

ADHDを含む発達障害の方はワーキングメモリ機能が弱く、計画的な行動を苦手とします。

ワーキングメモリ機能とは情報を頭の中で保持し、同時に処理する能力のことです。

具体的には段取りをつけて行動する・約束を覚えておくのが苦手といった困りごとがみられます。

ADHDの場合は衝動性もあり、後先考えず気になったことに飛びついてしまう傾向もあります。

苦手な作業は先延ばしにして好きなことを優先してしまったり、約束自体を忘れてしまったりしがちです。

結果として期日ギリギリで慌てて仕上げたり、間に合わなかったりといった状況に陥ります。

期日を記憶したり計画的に行動したりするのが苦手なことも、先延ばし傾向に大きく影響します。

過去の失敗体験による影響

約束忘れや不注意による失敗を繰り返すことも、先延ばし傾向を悪化させる原因です。

ADHDの特性により、仕事や人間関係がうまくいかない経験をされた方は非常に多いです。

過去の失敗体験から同じ状況を回避しようとして、先延ばし傾向をより強めてしまいます。

「また失敗するかもしれない」という恐怖から、先延ばし傾向を強めてしまうのです。

ADHDの先延ばしグセを改善する方法

先延ばしグセは、作業のやり方や周囲から協力を得ることで改善できます。

具体的には下記のとおりです。

・複数の作業を同時に行わない

・行動をスケジュール化する

・集中しやすい環境に整える

・先延ばしを防ぐツールの活用

・周囲のサポートを得る

それぞれの内容について、詳しく解説します。

複数の作業を同時に行わない

作業はひとつずつ行い、マルチタスクはなるべく避けましょう。

複数の作業を同時に行おうとすると、どれも中途半端に終わってしまう可能性が高いです。作業に取り掛かる前に、行うべき項目をリストにしておくと良いです。

口頭で指示されたことは必ずメモを取る習慣をつければ、忘れてしまっても後で見返せます。

ひとつずつ取り組めば、忘れやすさや不注意による先延ばしを回避しやすいです。

行動をスケジュール化する

計画的に行動することが苦手なADHDの方にとって、スケジュール化は非常に有効です。

具体的にルーチンを決めることで、今何をすべきかが明確になります。

スケジュールを立てる際は、休憩時間も含めることが重要です。

余裕がないスケジュールを組むと慌ててしまい、新たなミスを招く原因になるためです。

休憩を適度に挟むことで無理のない計画となり、ほかのことに関心が向いても軌道修正しやすくなります。

集中しやすい環境に整える

刺激の少ない集中しやすい環境に整えるのも、先延ばし対策に効果的です。

周囲の雑音や刺激を減らすと、注意力がそがれる場面を減らせるためです。

物の多い環境は気が散りやすく紛失の原因にもなるため、デスク周りはシンプルにするのをおすすめします。

先延ばしを防ぐツールの活用

最近では先延ばしを防ぐ便利なツールもあるため、活用するのも良いでしょう。

常にメモを取ったり、スマホのリマインダー機能を活用したりといった方法があります。

ADHDの先延ばし対策として、おすすめのツールは下記になります。

どれもスケジュール管理や課題の整理に役立つため、ご自身に合ったものを活用してみてください。

周囲のサポートを得る

特性による苦手を完全になくすのは困難なため、サポート体制は非常に重要です。

サボりや努力不足と誤解され批判されることで、ADHDの先延ばしはますます悪化してしまう傾向にあるためです。

失敗への恐れが先延ばしに影響している場合、褒めて頑張りを認めてもらうと改善する場合もあります。

苦手な仕事は先延ばしにしやすいため、業務調整をすると失敗を回避しやすくなります。

ADHDの先延ばしクセは、支援や環境次第でも改善可能です。

ADHDの先延ばしグセによるリスク

ADHDの先延ばしグセによりトラブルや人間関係を損ね、生きにくさを感じている方は少なくありません。

具体的なリスクをご紹介します。

仕事上のトラブルを抱えるリスク

ADHDの先延ばしグセにより、トラブルを抱えるケースは多いです。

締め切りに間に合わなかったり、ミスが頻発したりといった問題で、職場での評価を下げてしまいます。

職場での評価が下がると、昇進や昇給の機会を逃してしまいかねません。

業務の滞りや重大なミスが原因で、信頼関係が損なわれるリスクもあります。

人間関係を損ねるリスク

ADHDの先延ばしグセは、仕事以外の人間関係にも悪影響を及ぼします。

約束を守らない・遅刻を繰り返す行為は、身近な人からの信頼を失う原因です。

当事者も人間関係がうまくいかない孤立感や疎外感から、ストレスや生きにくさを感じています。

先延ばしグセは人間関係のトラブルを招き、本人だけではなくまわりの人も困らせてしまいます。

うつ病や不安障害などの合併症リスク

ADHDの方は、こころの病気を合併するケースも少なくありません。

失敗への不安やストレスが積み重なると、うつ病や不安障害などを発症するリスクが高くなるためです。

先延ばしにより迷惑をかける罪悪感や無力感が強まると、自分に自信が持てなくなります。

「自分は何もできない」という思いが強くなると、仕事や人間関係自体に恐怖を感じてしまいます。

過度なプレッシャーや恐怖感から行動できず、さらに先延ばしが進む悪循環に陥ってしまうのです。

ADHDによるこころの不調がある場合、専門家のサポートを受けるのをおすすめします。

ADHDの先延ばしグセを改善するには周囲の協力が重要

ADHDの特性をもつ方が生きやすくなるためには、相談できる理解者の存在が重要です。

先延ばし傾向は失敗への不安やストレスにより悪化しやすく、周囲のフォローで改善できる可能性があるためです。

先延ばし傾向を放置すると仕事やプライベートのトラブルをまねき、より悪化してしまいます。

自身でできる対策としては行動をスケジュール化し、苦手なことをツールや環境調整で補うのが有効です。

ただし先延ばしグセはADHDの特性が影響しているため、1人で対策するのは難しいことが多いです。

先延ばしグセに悩み不安を感じている場合、1人で悩まず周囲に相談し支援してもらうのをおすすめします。

「先延ばしグセを何とかしたいけれど、1人では難しい」

「仕事で失敗続きで自信をなくしている」

このようなお悩みのある方は、ケイエスガードの利用をおすすめします。

ケイエスガードは川崎駅から徒歩8分の、就労移行支援・就労継続支援B型事業所です。

得意を活かした就労支援を得意としており、自信を持って働けるよう支援しています。

ADHDで仕事がうまくいかないという方は、1人で悩まずお気軽にご相談ください。

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