就労移行支援サービスの利用を検討中の方へ!どんな事業所を選んだらいいのか迷われている方も多いのでは?どの事業所も大して違わないなどと勘違いしていると、きっと後悔することになりますよ!!
後悔しないためには、就労移行支援事業所の選び方と探し方についてしっかり理解することが大切です。例えば、選び方では通いやすさ、探し方ならネット活用など。本文で詳しく解説しました!
この記事を読むことで、あなたに合った就労移行支援事業所を見つける手がかりがつかめます!
最後の方では事業所のタイプ分けについても紹介します。
なお、就労移行支援事業所ケイエスガードでは、電話やメールで利用についての様々な質問に応じています。ぜひ一度お問い合わせください。
就労移行支援ってなに?
「就労移行支援」は、一般企業などへの就職を希望する障害者のための就労支援サービスです。一定期間、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練を行い、本人に適した職場への就職と定着を目指します。
[利用期間]
標準利用期間は24か月ですが、必要性があれば、最大12か月の延長が可能です。
[対象者]
一般企業への就労または在宅就労などが見込まれる障害者で、利用開始時に65歳未満であり、企業などへの就労を希望する人です。
[利用者負担]
原則1割負担ですが、低所得者や生活保護を受けている人は無料です。
[サービス内容]
事業所内や企業における就労に必要な訓練・指導・実習。適性に合った職場探し。就職後、6か月間の職場定着の支援など。
[利用方法]
市区町村または相談支援事業所を通じて申請し、就労移行支援事業者と契約します。
事業所選び、しっかりやらないとどうなる?
就労移行支援サービスを利用するには、まず初めに就労移行支援の事業所を選ぶ必要があります。その時、テキトウに選んでしまうと、利用し始めてから後悔することになります。
以下、事業所選びで失敗しやすいポイントを3つ、失敗した方のコメントを交えて紹介します!
①サービスで失敗
・プログラムが易しすぎた。
・学びたいスキルが学べなかった。
・就労移行と就労継続の違いをよく理解せずに選んでしまい、支援内容が合わなかった。
②コミュニケーションで失敗
・スタッフと相性が合わなかった。
・他の利用者との間でトラブルが生じた。
・支援員と意思疎通を図れなかった。
③事業所で失敗
・事業所内の雰囲気が悪くて馴染めなかった。
・遠くの事業所を選んでしまい、体力的に厳しかった。
・多くのスタッフで福祉や障害に対する理解が足りなかった。
「サービス内容」「人とのコミュニケーション」「事業所のあり方」は、事業所選びで失敗しやすいところです。それゆえ、これらは事業所選びで目を光らせたいポイントです。後悔のないように、あなたにピッタリ合った就労移行支援事業所を選びましょう!!
就労移行支援事業所の選び方
就労移行支援の事業所選びで大事なポイントを解説します。
①自分の障害に対応しているか
事業所を選ぶ際は、自分の障害や病気に対応できる事業所であるか確かめましょう。
就労移行支援事業所によっては、対応できる障害や病気が限られる場合があります。
一方、多くの障害や病気に対応できる事業所もあります。
②訓練やプログラムの内容が自分に合っているか
自分の学びたい訓練やプログラムを実施している事業所か、事前に確認しておくことが大切です。
事業所により、ビジネススキルの習得に力を入れていたり、コミュニケーション能力向上を得意としていたりします。全ての事業所が同じプログラム内容ではありません。
事業所の提供する訓練やプログラムが、自分に合った内容であるか確かめましょう。
③自宅から通いやすい場所にあるか
事業所が、家から通いやすいところにあることも大事なポイントです。
事業所があまりに遠いと、通所に時間がかかるだけでなく、体力的にも負担となり、その上、交通費も高くつきます。
候補の事業所が見つかったら、通所で使う経路を実際に試してみましょう。
④事業所の雰囲気やスタッフとの相性はどうか
事業所の雰囲気やスタッフとの相性が自分に合うかどうかも大切です。
事業所の雰囲気に違和感があると、日々の通所がつらいものになりますし、スタッフとの相性が合わないと、訓練などに集中できません。
事業所の雰囲気やスタッフとの相性を確かめるために、事業所の見学や体験通所を利用してみましょう。
⑤就職サポートは充実しているか
就職サポートの充実度は、就職の成否に直結する大事なポイントです。
就労移行支援では、一人ひとりの希望や特性に合わせて就職活動をサポートします。
就職後は、長く働けるように職場定着の支援をします。
事業所を選ぶ際は、事業所ごとにサポートのやり方が異なる場合もあるため、就職サポートの内容を確かめましょう。
⑥就職実績・定着実績はどうか
就労移行支援サービスを利用後、どのような企業に就職しているか、事業所の就職先の実績と就職率について確認しましょう。どちらも、事業所の就職サポートの充実度を示しています。
就職後の定着率も重要です。この数値の高さは、事業所の職場定着支援の充実度を表しています。
⑦見学・体験通所を実施しているか
候補の事業所が見学や体験通所を実施しているなら、できるだけ利用してみましょう。
実際に訪れることで、事業所の雰囲気が分かりますし、支援員が利用者と関わる様子も見られます。自宅から事業所までの経路を体感でき、正確な所要時間も分かります。
就労移行支援事業所の探し方
事業所を探す方法は大きく分けると「インターネット」「市区町村」「専門機関」の3つです。
①インターネットで探す
就労移行支援事業所を検索できる専門のウェブサイトを利用して地域の事業所を探してみましょう。
・障害のある方の就職支援サイト「LITALICO(りたりこ)仕事ナビ」を利用して事業所を検索できます。事業所名や所在地、サービス内容の他、事業所独自の活動内容や利用者の声も掲載しています。
・福祉医療機構が運営する「WAM NET(ワムネット)」でも事業所を検索できます。事業所名や所在地、サービス内容などの情報が得られます。障害者福祉に関する情報を広く収集できるサイトです。
②市区町村の窓口で相談する
居住する市区町村の障害福祉関連の窓口で相談できます。地域の事業所名や所在地のほか、各事業所の詳しい情報を収集できます。障害福祉サービスの利用手続きについても教えてもらえます。
③専門機関で相談する
就労や障害者関係の専門機関で相談することもできます。例えば、以下の機関で事業所を探せます。
ハローワーク
公共の職業紹介窓口です。障害の専門的知識をもつ相談員がいて、障害者の就労に関する相談に対応します。
障害者相談支援事業所
障害福祉サービスの利用援助など、障害者やその家族からのさまざまな相談に対応します。
障害者就業・生活支援センター
障害者の「就業の支援」と「生活の支援」を一体的にするところです。
地域障害者職業センター
障害者が仕事について相談したり助言を受けたりするところです。
さらに詳しく、総合型と特化型について
就労移行支援事業所は大きく二つのタイプに分けられます。それは「総合型」と「特化型」です。
総合型
総合型は、事業所数が多く、ほぼ全ての種類の障害に対応し、職種を特定しないで就職活動をサポートします。職種が決まっていない方や事務職を希望する方には総合型が向いています。
特化型
特化型は、特定の障害に特化した事業所と、専門スキルの習得に特化した事業所の2種類があります。前者は、障害や疾病の特性理解を促すプログラムなどが充実しています。後者は、プログラミングやWEBデザインなど、IT系のスキルを専門的に学べる事業所が中心です。
まとめ
この記事では、就労移行支援事業所の選び方と探し方をメインに解説しました。事業所選びで失敗しやすいところや深掘り情報についても紹介しました。
「就労移行支援を利用して、一般就労を目指そうと思うけど、どの事業所を選んだらいいの?」「マイクロソフトオフィスとか、パソコンスキルを学べる就労移行支援があるって聞いたけど、どこの事業所がいいの?」など、就労に向けて踏み出そうとしているあなたにおススメなのが、就労移行支援事業所「ケイエスガード」です。
ケイエスガードは神奈川県川崎市にある就労移行支援および就労継続支援B型が併用する事業所です。
ケイエスガードでは、得意を活かした就労をサポートするのが得意です!もちろん、利用する方のペースを第一に考える支援機関です!
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