今や、小さなお子様~高齢の人まで全世代がSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を利用していると思いますが・・・
実は使い方を間違えるとメンタルに多大な影響を及ぼし『うつ病』になると言われています。急増中の『SNS鬱』について深堀していきます。
SNSとうつ病の関係とは?
SNSと言えば、LINE・Youtube・Facebook・Instagram・Twitter等がありますが、今や私達の生活の中で欠かせないツールとなっていますよね。
でも、アメリカやデンマークの研究者や世界各国の雑誌の報告によると、SNSを長時間利用するとうつ病になる可能性が高い事が分かったそうです。1日5時間以上の利用者と1日2時間以内の利用者を比べると、うつ病を発症するリスクは、5時間以上の利用者の方が2.8倍も高かったそうですよ。
SNS(スマホ)がメンタルに与える影響
SNSは上手く付き合う事が出来れば、あなたが今求めている情報等を即取得でき、時には励みや癒しにもなります。でも、上手く使いこなせないと、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
睡眠障害
これはスマホでSNSを閲覧する場合に限らず、テレビやパソコンにおいても同じ事が言えるのですが、電子機器から出るブルーライトは眼精疲労を引き起こすだけではなく、体内リズムを乱すので、睡眠障害の原因にもなります。
人間はしっかり寝ないと心も体もリセットされないので、睡眠不足で気分が落ち込み、鬱になる可能性を秘めています。
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家族とのコミュニケーションが激減する
SNSは恐ろしい事に、自分に共感してくれる人がたくさんいるように感じてしまい、家族よりもSNS上の友達の方が大切だと思ってしまいます。
その為、家族との会話が減り、今仮にあなたが悩んでいる事があったとしても、一番の理解者である家族もあなたの状況を把握する事が出来ず、手を差し伸べる事が出来なくなってしまいます。
SNS上の友達は、あなたが苦しい時。悲しい時。病んでいる時に助けてくれますか?親友と呼べますか?よく自分の胸に手を当てて考えてみましょう。
誹謗中傷
SNSでは必ずと言っていい程、誹謗中傷をする人間が出てきます。「出る杭は打たれる」と昔から言われるように、目立つ人・キラキラ輝いている人は妬みや恨みを買いやすいです。
誹謗中傷を真に受けてしまうと、心も身体もボロボロになり、メンタルが崩壊してしまいます。SNSで投稿したい場合は、悪口を言われても気にせず、スルー出来る強いメンタルを持ちましょう。
孤独感/いじめ
気が付くとグループやコミュニティから自分だけが外されている。みんなで楽しそうにランチに行っている投稿がアップされているのに・・・自分だけは呼ばれていない等の経験をし、悲しい思いをされた事がある人も多いのではないでしょうか?
また、誹謗中傷を始め、悪質な場合は隠し撮りされた写真や動画をSNS上に投稿される危険性もあります。
依存症
SNSの閲覧や投稿が習慣化すると、様々なSNSのコメントやリプライ等を永遠にチェックし続ける事になり、その度に一喜一憂する事になります。
SNSは、アルコールやギャンブル依存症と同じで中毒性があり、気が付いた時には、SNSの世界から抜け出せなくなってしまいます。また、SNSは快楽を感じた時に分泌されるドーパミンが大量に放出されるのも中毒になる原因だそうですよ。
このようにSNSを利用するメリットもありますが、デメリットも沢山あり、心を病んでしまうようであれば・・・一度思い切ってSNSをやめてみましょう!
SNSをやめると人生変わる?
そもそもSNSは、生活が充実している他者の投稿を閲覧するだけでも、他者と自分を比べ、嫉妬・執着等ネガティブは感情ばかり生まれてくるものです。
でも、SNSをやめれば、SNSに感情を左右される事がなくなるので、心が安定していきます。
また、今までは常に流行りモノ・流行りそうなモノを追いかけていたかもしれませんが、それはあくまでもあなたがSNSに流されていただけなので・・・
SNSから遠のく事で本当に今、自分が好きなモノ・必要なモノ・やりたい事等が見つかり、そのことだけに集中できるようになるはず!SNSをやめるのは、勇気がいるかもしれませんが、辞める事で必ずあなたのメンタルは落ち着いてくるはずですよ。
SNSをやめても、睡眠障害、不安感、憂鬱感等の症状が改善されない場合は、専門家に相談し、ゆっくりあなたのペースに合わせ適切な治療を受けましょう。
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